● エピローグ
彼らは学校でも少し、話すようになった。
彼女はグループの子たちと距離ができるようになったが、気にはしなかった。

 ある日…

「これ」
「え?なに… あたしにくれるの?」
「うん」
「わあ ありがとー!プレゼントなんて 初めて!や、なんかマジ嬉しいんだけど!」
「かわいいだろ」
「うん!超かわいー!」
「それすげー探したんだ」
「へえーそうなんだあ…嬉しいなあ…早 速つけてみる ね」




もぐらのストラップだった。


彼の携帯には一緒に撮ったプリクラが貼ってある。



終わり。

あとがき