彼は照れた様子で向かえてくれた。 少しばかりのあたしの不安は、消し飛んだ。 とにかく今日は気合い入れまくり!メイクもいつもの倍ぐらい時間かかっ てる。 てか昨日眠れなかったから顔色悪くなっちゃって、それ隠すの必死…。 部屋ってここなんだ… 彼がドアを開けてくれる。 すごくきれいに片付いてる。 もっとごちゃごちゃしてると思ってた。 んー、あたしと正反対だなあ… 適当に座っちゃお。 ペットボトルのお茶をくれた。 冷えてないケド。 全然いい。オッケーオッケー。 漫画が積んである。 漫画って…そう言えば読まないなあ。どんなの読むんだろ、 えっちなのとかあるかも?探しちゃえ… これなんかえっちかな? 女の子の絵が表紙だよ、萌えってこういうのだよね?どれどれ。 うーん… えっちなシーンはなさそう。 ちょっとホッとしたかも。 内容はよくわかんない。なんか戦ってるみたい。 彼がパソコンを始めた。 ま、これもいつも通り。 こうなると話しかけるのが難しいんだよね、漫画なんか見てる場合じゃなかったな… も少ししたらお菓子とか頼んでみよ。 誰かノックしてる。 彼のお母さんだ。 お菓子持ってきてくれたんだ。 「ごゆっくり〜」だって。 こちらもおじぎ。 わー超似てない?似てる!マジ似てる! さっすが親子(笑) |
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